ボブ・ディランとパティ・スミスに、10円ずつ。

ノーベル賞をとったボブ・ディラン、
授賞式で歌ったパティ・スミス。

あの曲、すごく好きな曲で、
歌も、心に響きました。

いまちょうどJASRACの徴収の話題が再燃していますが、
たとえば僕がこの動画を1回再生するたびに、
自分のSUICAチャージから、

ボブ・ディランの口座に10円入る。
パティ・スミスの口座に10円入る。

そういう自動の仕組は出来ないものでしょうか。
ほんとうに感動して、大好きなものを、
ずっとタダ聞きできるのは嬉しいけれど、
神社でお賽銭を入れないで
お願い事をしているような気にもなります。

いま再生が約10万回ですから、

それぞれが100万円ずつ受け取る勘定。
取り分割合の議論はさておき。

Youtubeへの手数料がそこから少し引かれたりして。
彼らからスタッフ等関係者へ分配もすべて自動で。
問題は技術ではないのでしょうね。

ちょうどNiimi Recordにも、
木下ときわのアルバム「Tempo」でカバーした曲についての、
JASRACからの請求が来たところです。

事あるごとに話題になる著作権問題の、
何が本当の問題なのでしょうか。
JASRACが悪、で正しいのでしょうか。

この件を俯瞰できる、一本の有名な記事がありますので、
もしまだ読んだことがなくて、
かんたんに深掘りしたいかたには、
ぜひ、おすすめします。

 

「日本の音楽に自由を!「元JASRAC」作曲家・穂口雄右が語る、著作権問題とその元凶」

http://wired.jp/2012/11/26/interview-copyright/