ときわロシア公演 モスクワその2 〜コンサートと出会い〜

三日目の夜に行われた、
クラブ“Pirogi on Sretenka”でのコンサートは、
通訳のナスチャさんにMCを訳してもらいながらの進行。

僕自身は最初わりと固かった気がするが、
ときわさんは、今までで一番良かったんじゃないか、
という素晴らしい歌を聞かせてくれた。
そういう意味でも、終演後、
来てよかったな〜、と、しみじみ思ったのでした。

フォトグラファーのアンナさんによる写真。

こちらにまとめました↓。

http://www.flickr.com/photos/tokiwakinoshita/sets/72157629790098353/show/

撮影後、ニッコリ親指を立てて、
バッチリ撮れたよ、という表情の彼女。
かわいい女子なんだけど、写真はすごく色気がある感じで、
よく歌をとらえてくれました。
歌の世界にそのまま入ってきて、
素直にシャッターを押しているような印象です。

日本から同行してくれた音響の本藤さんのおかげで、
音もすごくやりやすい。
機材的には結構厳しい環境だったにも関わらず、
これだけの音環境で演奏できるのはありがたい限りだ。

モスクワでの嬉しかった出会いのひとつが、
日本語教師のナタリヤさんです。
終演後、
あの曲とあの曲の言葉が良かったから日本語の教材に使いたいと、
僕がスペイン語やポルトガル語の歌の訳詞を書いた曲を、
曲順表を指さして伝えてくださった。

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後日またナタリヤさんとお会いしてお茶しながら、
ときわさんが歌った歌は、
「ロシア・ロマンス」に似ているというお話を聞き、
CDもいただきました。
どことなく演歌や歌謡曲の香りがするロシア・ロマンス。

タクシーで聞いたグルジア(ロシアのすぐ南)の歌もですが、
アジアから中東あたりの影響があって、
いわゆる「西欧」とは違う、
ロシアの面白さを教えていただいたのでした。
ロシア語の歌も、訳詞を書いてみたいです。

・・・

この日、お昼は市場に行き、
その後、グルジア料理、
演奏後はスペイン料理、
と、現地のB氏がいろんなところに連れて行ってくれたが、
どこも美味しかった。

日本食屋さんも、
正統派な感じからアレンジされた感じまで、
いろいろあるそうで、
外食はやや高めだけど、
普通に観光で来る人も食には困ることはなさそうだ。