本人が気にしなければミスにならない

2/26(金)の夜は、
谷中ボッサで単独ライブ♪
ソロギターも弾く。

「♪」と書いたけども、
ソロギターを人前で披露するのは
初めてなので、
それなりに準備と緊張の日々だ。

クラシックの曲もやる予定で、
選曲がてら、
youtubeを見たりして、
日本人の上手い人たちや、
南米のおじさん、
ヨーロッパの少女、
さまざま、
思い思いにクラシックの曲を
UPしてるのを
ふ〜ん、て見てて、
ふと気付いた。

南米やスペインなど、
ラテンのやつらは、
小さいミスをしても気にしてない!

これはプロでも共通していることで、
だいたい世界中どのお国の人も、
ミスると「あ、やばっ」という空気を
演奏者が自分で醸し出す。
その「あ、やばっ」というのが
見てる方にもそのまま伝わり、
youtubeの向こうにいる僕まで、
「あ、やばっ」ってなる。
これは一種の催眠術で、
波長が同調しているからこうなる。

しかしラテン野郎はそうではない。
ボサノバでも、フラメンコでも、
クラシックでも、タンゴでも、
少々のことは、
何事もなかったように通り過ぎるし、
おっきくミスすると、
「ニヤッ」って笑い合って終わりだ。

もちろん厳密に言えば、
日本人でもそういう人はいるし、
逆にラテンでもバリバリにミスを気にしてる人もいるだろう。
だが大勢の人間のプレイを
ざーっと見ると、
国民性が見えてくる。

ミルトン・ナシメントのギターや、
ユパンキのギターや、
バーデン・パウエルのギターを見ると、
そういうことが分かりやすいかもしれない。

小ぎれいじゃないけど「いいギター」。

本人が気にすればそれはミスになるし、
本人が気にしなければミスにならない。

どう思いますか、この理論。
まあいろいろ見てみてください。