獲物を解体する心境。

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レコーディングがひと段落し、ようやく山小屋へ。
今の時期というのは、
温暖で、暑くなく、湿気もなく、
ヘビや蚊もいなくて、
僕は一年で最も山で過ごしやすい季節。
のはずが、今日ここの気温は0℃。
青森で22年ぶりに4月の雪が降ったらしい。
薪ストーブにお世話になる。
火力調節もいろいろ出来るようになってきた。
本当はひと月くらい居て、
じっくり森や畑を世話したいところだ。
とくに木は、葉を出し水を吸う直前で乾燥し、
切り倒して薪や建材に使うにはとてもいい状態。
県内のいたる所で、玉切りされた木が積んである。
しかし僕の滞在は1日、じゃがいもの植え付けと、
ヒバの木を2本切り倒しました。
30〜50年余りその場に立っていた木。
自分よりはるかに大きい生き物を
ほんの5、6分で切り倒すわけで、
しぜんと「大事に使います」という気持ちになる。
思っていたより高木で、切り倒した方向にあった
電線に引っかかって、危うく電線を切るとこでした。
どうも、切る心の準備、気持ちが足りてない感じ。
その夜に見た夢は、
ある少年とけんかしてボコボコにしたら、
彼の兄が仕返ししにきて、
僕は腹をナイフで刺され、
でも最後は3人とも友情が深まっておわる、
という、なんだか昼に切ったヒバの木兄弟が出て来て、
結果的に切ったことを許されたような感じで。
やったことある人は分かると思いますが、
20m以上ある木を切り倒して玉切りにする時って、
獲物を仕留めて解体するときの心境です。
ちゃんとムダなく使ってやらないと
絶対バチ当たるぞ、という実感がある。
で、切り株で、鍋敷き作りました(写真)。
ヒバの芳香がすごいです。
5月にももう少しヒバなど針葉樹を切って、
森のバランスを広葉樹に戻します。


1 Comment

  • 剥けてない 2009年5月1日 at 2:00 AM

    あー!!そこそこ!!!!

    オレ童.貞だし、どこを舐めたら感じるのか全然わかんなかったんだけどさ、
    工口工口お姉様がいっぱい講義してくれたわwwwwwww
    おかげでもう一瞬で潮ピュッピュさせてやれるぜwww

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