「縁側」の思想。

山小屋の20m先のお隣さんは東京からの移住夫妻で、
定年前から通って、
セルフビルドで家を建て始めて10年。
建物だけで50坪くらいある木造瓦屋根の豪邸を
二人で建て続けたわけです。
人が住める設備がようやく整って、
今年からようやく山に住み始めました。
昼はピアノの音が聞こえてくるようになって、
なんだかやたら楽しそうなんです。
僕が育った家も築ウン十年の日本家屋で、
夏に縁側で花火したりという
ごく普通の日本の家だったんだけど、
最近の家は縁側ってあんまり見かけませんね。
よく「住む建物が人を育てる」っていうけど、
ぼくのばあいその家の中に、妖怪が出そうな
こども的に怖くて近づけない部屋がいっぱいあって。
それは今住んでるマンションとは
違う面白さがあったなと感じてます。
築何百年なんていう日本の古い家を、
再生して素敵な家を復活させている、
アメリカ人建築家の本です↓。
自分ではまだ家は無理にしても、
畳ベッドを自作してみようかなという
気になってます^^。
「縁側」の思想ジェフリー・ムーサス著
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2 Comments

  • 23 2008年4月21日 at 10:20 AM

    無駄なスペース、いいですねー!
    4年で朽ちても子どもの思い出は朽ちないね!
    お父さんかっこいいなあ。
    畳ベッドが出てるかわかんないけど、これ↓おもしろそうだよ。
    http://www.asahi.co.jp/daikaizo/banote/contents/rf04musus.html

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  • ルウナ 2008年4月19日 at 9:00 PM

    縁側だとか、廊下だとか、やたら広い玄関だとか、
    昔のおうちは、無駄なスペースが、うんとあるんですよね。
    ちなみに私も、父の手作りハウスで思春期を過ごしました。
    しかも、彼は芸術家だから家まで作品扱い、
    4年たらずで朽ちてしまったひょうきんな家だったなぁ。
    雨漏りやらアリの行列、
    今おもえば、懐かしい私の実家は、たくさんの自然が同居してたなぁ。
    畳ベットって、畳を重ねてみたりするの?

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