目と耳を喜ばす。

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京都御所は、建物自体もさることながら背景の山々が美しく見える。不思議ですね〜。
京都のアルティホールで千麗先生の日舞公演。前半は古典を尺八&三味線&琴で、後半はオリジナルの新作をギターやコントラバス入りで、という構成だった。衣装や照明、シンプルながらも効果的な舞台セットは、よくできた焼き物や水墨画を見ているときのように目を喜ばす。踊りもすばらしく、いい舞台でした。
琴奏者のゆうじさんも僕と同じ東京組なのでホテルでは行動をともにする。音楽をやるとき、盲目であることがはたしてハンディキャップなのか、むしろアドバンテージなんじゃないかと、彼を見ていて思う。日常生活から、視覚にたよらず音で多くの情報を感じ取っているわけで、演奏中も音に対する感度がハンパじゃないな、と感じた。
彼の手を引いて歩いているとき「新美さん180cm以上ありますよね?」と聞かれたのだけど、僕は175cmだ。ええっ?と驚かれたが、歩き方なのか、声の出方なのか、理由を聞き忘れてしまった。


2 Comments

  • 23 2007年3月3日 at 5:32 PM

    今度理由を聞いておきます!

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  • ひつぢ 2007年3月3日 at 3:28 AM

    なんでだろう、ぼくも23さんは実身長以上に見えます。悠然としているから?

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