農業と作曲。

ウチの近所、畑が多いんです。世田谷区にもこんなトコがあるんです。そのほとんどに即売所があって、たまに野菜買うんですがこれがなかなか美味い。お金はといえば、備え付けの無人貯金箱におのおのが100円入れるというものです。いま「農業」の面白さを真剣に考えてます。
お金と労働を交換する、という仕事とは根本が違ってて、手間はかかるが種さえまけばそこから実が生まれる。このあたりが曲作りと似てて、農業も音楽も、三位一体理論でいうところの「増殖」をになう仕事。労働力を「交換」してるわけじゃなく、野菜も曲もいわば「ふってわいてくる」ものです。作家トルストイの言葉に「農を大切にせよ」というのがあって、いまようやく言葉の意味を感じてるとこです。


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