打楽器の思考回路。

一月の後半は初顔の打楽器奏者のみなさんと演奏する機会が多かった。
福和誠司さんとは表参道のプラッサ・オンゼ25周年のライブで。
宮田さんとも、打楽器での共演は初めて。藤沢で。
韓国のチャンゴ奏者崔(チェ)さんのイキの良さも素敵だった。
三月には日本舞踊の音楽で鼓(つづみ)のかたとも一緒になる。
打楽器やる人って、歌とかギターとかピアノとか、他の楽器も仕事レベルでひと通りできる人が多いですね。管弦楽器やギターとかピアノの人って、わりと「専業」が多いんだけど。打楽器っていろんな種類を持ち替えするから、プレーヤーの思考回路が柔軟なんでしょうか?
固まった思考回路をほぐす、とか、自分がしがみついていた方法を手放す、とか。そんなことを考えてブラジルの打楽器パンデイロを持って、暇さえあれば遊んでます。ひとり遊びができるところがギターと似てて、個人技が好きな人は夢中になりやすい楽器かもしれない。何を隠そうぼくも中毒になりつつある。
僕の場合リハやライブなど行く先々に打楽器名人が居るので、あれはどうやるの?これは?って質問攻めにしたり、演奏中にフォームをチェックしたりして見習ってます。自分の固まった思考回路がマッサージされる感じがとっても気持ちいい。


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