修理&ショーロ。

夕方の空いた時間に、ガットギターを調整してもらうため下北沢のギター屋さんへ。
店長とは6年ぶりくらい。昔は足繁く通って、ここで3本くらいギターを買ったのだけど、これぞというギターを手にしてからはごぶさたしておりました。
トップ板が弦の張力で浮いてきたせいで、弦高が高くなり弾きにくくなっていたので、ブリッジを削ってもらう
(ギター知らない人、呪文みたいですいません。)
のだが、職人技を要する精密作業かと思いきや、
「10分で終わるから、その辺のギター弾いてて。」
とのこと。結果、10分もかからずに、一発で良い高さにしていただきました。クラシックギター界は、とかくギターを神経質に扱う人—–新車の座席のビニールを取らずに乗ってる人のような——が多いのですが、ここのご主人はその正反対で、気が合います。
夜は横浜にて「Cinco no Choro」という、ショーロバンドのライブ@県民ホール。熊本尚美さん(fl)以外はみんなブラジル人で、マエストロ、ジョルジーニョ(pandeiro)の息子(同)、天才ハファエル・ハベーロ(g)の姉(cavaquinho)、といった、まさに「ショーロ家元」バンド。
リズム、技巧は言うに及ばず、そのうえでの即興的展開、遊び心など、イマジネーションあふれる音楽でした。すばらしい。
終演後、会場でB氏と偶然出会い、中華街へ。「山東」。水餃子ならここ、という元地元民のB氏の言葉は正しかった。実に美味い。


No Comments

    Leave a Comment