きのうの歌とチョーキング。

乳ガン闘病中のミュウさんにおくるライブでした。
会場には抗ガン剤のため金髪のヅラをつけたミュウさんが、
来ただけでなく、おにぎりにぎって持ってきてくれた。
バンドの相方、サイモンさんがこの日のシメで彼女におくる歌を歌う。
誰が何といおうと、「歌は気持ち」ってことでした。
最高でした。
ギターや三味線をぶら下げて歌う、っていうのは
人間のものすごい深い記憶に刷り込まれた衝動だ。
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それとサポートでエレキ弾いていた山本圭右さんも
自由自在、魂がにじみ出た演奏。とくにチョーキング
あらためて思うけど、エレキのチョーキングってのは、
他の楽器のどんな奏法でも出せない独特の感情を乗せられる。
いや、乗せてきた。名ギタリストたちが。
チョーキング(「息を詰まらせるような」)という呼び名は日本だけで、
世界的にはベンド(曲げる)という。
テンプラやカステラに通じる「カン違い和製英語」、これも良い。
真空管のアンプとエレキギターというのは
みんなが思ってる以上に、
ものすごい発明品だ。
ロックとともに「なつかしの」ものとなるような
そんなもんじゃないね。


2 Comments

  • 23 2008年12月31日 at 2:14 PM

    おつかれさまでした、
    チョーキングは魔術師の技です、
    吟遊詩人は苦手なはずです^^。
    よいお年を!

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  • さいもん 2008年12月30日 at 12:38 AM

    にいみさん
    素晴らしい演奏をありがとうございました♪
    おかげさまでみゅうへ最高のYELLを贈れました。
    さいもんも、稚拙ながら気持ち込めて歌えてよかったな。
    本当にありがとうの感謝でいっぱいです。
    ケースケさんのギター、素晴らしいでしょ~!そうでしょう!
    ちなみにさいもんはチョーキングが大の苦手です。

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