伊豆…豊橋…大阪…斑鳩…奈良。

伊豆 わっしょい’08追記。
前日の準備、
木蓮の舟で海から登場する演出、
vice versaYASKIの演奏、
にいみ内閣&松尾先生、
旅館での深夜ギター談義、
朝の浜辺コーヒー、
DOIS午前ライブ、
帰りのバスライブ、
どれをとっても書き出したらきりがないくらい濃い。
「お客さんの側」から見たら不備はいくつもあるだろうし、
「宿付き浜辺キャンプ」と謳ったほうがまだ誤解がないかもしれない。
しかしこちら側から見ると、
何がみんなを突き動かしているのか、
わけのわからないパワーが、
人から出てるのか、岩地の海だからなのか、夏だからなのか、
書いてみようとしても、よく分からないのだ。
なのでやっぱり書けません^^。
とにかく濃かったなと。それだけにしときます。
来てくれたお客さん、準備したみなさん、
本当にありがとうございました&おつかれさまでした。
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で、翌週から西へ。
とあるショップさんの20周年記念&ファッションショー@豊橋のホテル↑。
ここでときわさん(vo)と演奏させてもらいました。
オートクチュールだけがファッションショーだったのは、はるか昔のことで、
普段着れるカワイイ服を、等身大なモデルさんが着て闊歩する。
それに目を輝かせる女子。
男は数えるほどしかいない。
「対・オトコ」じゃなく、
女子が女子の間でオシャレを楽しむ、そんな
幸せ〜[E:shine]、な空間。
こういうときだけは、
女に生まれたかったって強く思う。いいなぁ。
新幹線で大阪へ[E:bullettrain]。
オープンしたばっかりのbayerさんは
本屋・カフェ・デザイン事務所を合体させた
独特の店。
靴を脱いでロフトに上がると
気になるタイトルの本がズラッと並ぶ。
こりゃ、入りびたりてぇ!
波長が合う予感。
DOISの前に地元バンドLove Letter、
ていうか仲間の竹腰さんが歌う。
僕はギターでまざる。
「僕は間違っていた」なんていうコアな曲も
竹腰さんが歌うととてもイイ感じに「温かく」なる。
それを嬉しそうに聞いているお客さん。
天井が高く、音が良く響く。
ときわさんは途中からマイクなしで歌う。
京都から来てくれたお客さんもいて、
とても居心地のいい空間になった。
終演後もかなり長いこと残って
しっとりとお客さんと話してた。
近くの商店街、それからとなり駅の鶴橋には
足を伸ばせず。またこんど。
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奈良へ。
2002年に1stCDを出したときから
事あるごとにお世話になりつつも、
行けていなかった奈良のカフェ・カナカナさんで
いよいよ演奏。
その前に大阪のホテルから、斑鳩の法隆寺。
法隆寺宮大工・西岡常一さんの本を読んで
行きてぇ!と思ってから
こんなに早くチャンスがめぐってくるとは。
ありがたいことだ。
細かく語り出すと長くなるので書きませんが、
「曲線の美しさ」が印象的だった。
エンタシスの柱、
金堂の屋根のカーブ、
百済観音の肩や腰のライン、
どれも「数学的に」はじき出したカーブじゃあない。
職人のカンと美意識によるカーブ。
自然界にも存在しないし、
平安時代より後の人間が作った建築や芸術品にも存在しない。
とてつもない「飛鳥時代のカーブ」であった。
斑鳩から奈良へ。
鹿を横目に到着したカナカナさんは古民家。
まったくもって居心地がいいお店だ。
店内の空気が活気をもって流れている様子は、
老舗てんぷら屋のおもむき、って伝わるかどうか^^。
こちらもまた天井が高く音がいい。
台風が過ぎ去った奈良の夜は超静かで、
かすかな虫の声まで聞き取れる。
自然の静寂のなか思う存分ギターを弾いた。
Love Letter竹腰さんとも7曲共演、
ぼくはほぼ初めての曲ばかりでちょっと固かったかもしれないけど、
歌は店内にしみ込んだ。
選曲が独特、耳に残る歌詞ばかりで、
知らないうちにあとあと口ずさんでいる。
ときわさんも、古民家のもともと土間だったであろう場所に
ずんと立って、
畳のお客さん、いや空間全体に声を響かせる。
演じ手や聞き手の気持ち、スタッフの方々、場所、音響、
いろんなことがうまく噛み合ったとき、
フッといい演奏がおりてくるときがある。
そんなとても濃密な時間だった。
終演後は三重県や滋賀県からのお客さんなど、
いろんな人に会って話が出来た。
来て良かったなと心から思えました[E:shine]。
今回の旅に力を貸してくれたみなさん、
ほんとうにありがとうございました。


1 Comment

  • 温泉 日帰り温泉のクチコミ 2008年9月29日 at 9:48 PM

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    どんな感じか、早速
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