山形〜米沢〜福島。

山形新幹線で山形へ。

この日はここ「瑳蔵（さくら）」という、蔵を演奏会も出来るように改装した空間でのライブ。

二階の座敷から。

壁は”しっくい”かと思いきや、ざらざらした素材の白い有孔ボード。響きが良くて演奏してて気持ちよい＾＾。改装を手がけた人の音に対する気配りとか知識が詰まってました。
そして主催のご夫婦は地元では知る人ぞ知る、ブラジルの大物ミュージシャンのコンサートも企画・運営してしまうほどの、お医者さんです。準備から翌日の食べ歩きまで、完璧に面倒見てくださった。
米と水がいいということは、日本酒も美味い。そうなると自然と旨いメシや肴も充実してくる。”美酒のあるところ美味あり”の法則だ。
翌日は山寺にも登る。

僕は夜そのまま米沢の渡辺さん宅へ。家のまわりはほとんど田んぼ。稲は収穫直前の期待感。

こちらでもたいへんお世話になり、後ろ髪をひかれる思いで福島の山小屋へ。道は台風の影響で土砂崩れによる通行止めが数カ所。小屋の屋根が無くなってたらどうしようと少し心配になりながら、山道の迂回路をひた走る。
小屋は無事で、注文しておいた七輪も届いていた。早速焼きおにぎり。

庭の草刈りをして、薪を割り、風呂を焚く。録音の準備も。この時点で全身パンパンだ。もし体を引き締めたい人がいたら、お金だしてフィットネス行くかわりにこれらの作業をしに来るといいです。
付近を歩いて見つけた花を摘んで部屋に飾る。その翌日は東京からの来客もありにぎやか。旬の秋刀魚も七輪で焼いて食べた。おみやげには例によって野菜と果物を買いました。