リアルに。

先週に引き続き、今朝もドラマの撮影がウチのマンション1Fで行われている。水谷豊主演の刑事ドラマ。今日は撮影用にパトカーも出動。リアルに警察官の格好をした大勢の役者さん、そしてスタッフ30名も。このスタッフの多さを見ると、映像って、音だけを扱う音楽制作よりずっとお金かかるんだなあと思う。コッポラが3回自己破産しながら映画撮ったって話もリアルに感じられる。
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見たことないほど”グワシッッ”とした見た目の、美味い柿はいただき物。それを食べ、刑事ドラマ撮影のスキを見て我が家から駐輪場に抜け出し、自由が丘へ。”にいみ内閣”としては最初のライブ。歌いたいな、という気持ちがまずあって、それから、自分が歌えば歌手の気持ちや歌を書くことの理解が深まるのでは、と思って始めたことではある。案の定、歌を歌えば歌うほど、歌の楽しさと難しさがリアルに身をもって分かる。
その一方うれしいオマケだが、バンドにするつもりもなかったこのバンドがどんな方向に舵を切ったらいいのか、それも少し分かった。逆に言えば、この日はちょっと中途半端な出来だった。だから、気の済むまでリハして、これは人に聴いてもらいたい!と全員が強く思うまでライブはしないことにしようと思う。このバンドの基本は”中学生”性ですから、リハでも「ひと様に失礼のないように」的大人な考えは二の次で、とことん遊び倒す。今日のリハでこれだけの曲を仕上げねばならない、という大人な責任状態を作らず、”人に聴かせたい”がふつふつ湧き上がって、出さずにはいられない何かがたまりにたまったら放出する。ちょっとやそっとじゃなくて、出さないと死んじゃう、というくらいためてみる。
来る11/30の演奏が終わったら、多分次のライブは来春4月以降になると思う。それでもプロ野球よりオフシーズンは短いのだ。いや、イチロー選手が「オフは、バットを握りたいと心から思うまで絶対バットを握らない」と話していたことを思い出してのことです。
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ゆずもいただいたのでゆず湯にしてみる。明日から二十四節気でいう「小雪」となる。二十四節気とグレゴリオ暦(太陽暦)はともに太陽年から作られたが、明治のグレゴリオ暦導入のとき太陰暦とのからみで間違って当てはめられたのでひと月ズレがある。(詳しくはこちら。)雪はまだ先だが、確かに今日は寒かった。


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