@福島めばえ工舎。

8/6,7,8
郡山のプレイタイム・カフェさん主催のイベントでDois Mapasライブ。福島のめばえ工舎へ。
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最近廃校になった小学校を、木工職人の若林さんご夫妻(若いです)がイベントスペースとして管理しつつ、工房で木製の家具などを作り、販売する場所として活用している。
http://plaza.rakuten.co.jp/mebae/
初日は僕だけ前乗り。ときわさん(vo)たちは新潟で別の仕事があるので、7日に合流。大勢の地元スタッフと一緒に、秘湯、二岐温泉にある宿屋「湯小屋」に泊まる。つげ義春ゆかりの温泉を貸し切りである。スタッフお手製のご飯は地元の夏野菜がメインで、すごく美味しい。いろいろ食べ過ぎて書ききれません。そして川の脇に野天風呂が岩で組んであるその湯に入る。極楽。
そして7日、学校の体育館で演奏。お客さんは100-150人くらい。モニターが途中でトラブったり、虻に血を吸われたり、過酷な環境ではあったが、そんなこと以上に学校の校舎の独特な雰囲気が音楽と絡んで面白い。ライブ前の待ち時間に、図書室にあった「織田信長」を読んだ。そう、いろんなところに、在りし日の学校、子どもの跡が残されたままなのだ。
終了後打ち上げ、温泉、起きる、温泉、美味い飯。帰りは日光に立ち寄り、帰宅。東北や北海道に根を張ってくらす人たちと会うたびに、自然を相手に生き抜いてる人間のたくましさを感じる。豊かな自然、空気、膨大な時間。ひぐらしの鳴き声とともに静かな夕暮れどき、なんと時間はたくさんあるんだと思いました。都市部の革新派の僕でもここにいると、日本、このままでいいじゃん、と思う。都会の人間には思いもよらない豊かさ。そんな土地の人たちに日常の仕事のこともちょっと聞いたりして、こういう人生もあるんだなあとしみじみ。プレイタイム・カフェさんおよびスタッフのみなさま、いい旅になりました、ありがとう。


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