敬意を。

クロアチア戦は見られなかったけど、ブラジル戦は途中まで見ました。
ブラジル戦前半の玉田のゴールはすごかった。あそこで先制したすごさは、もっとみんなで自慢した方が良い。負けた責任は何or誰、なんてことばかりテレビやウェブで話してこき下ろすのはどうなんだろう。注目してくれてるのは良いことだけど、”日本で一番サッカーが上手い11人”に対する敬意はないのかな?
ミュージックマガジンという雑誌でDOIS MAPASのCDのことが、好意的に書かれて紹介されています。それはうれしかったのだけど、でも他のアーティストのCD評を見ると、ただの苦言・暴言のようなCD評もあって、ひとごとながら「何様?」って思いました。聞いてくれたのは良いことだけど、音楽の作り手に対する敬意はないのかな?
これは私的な意見だけど、サッカー日本代表に不満なら、自分が11人に選ばれるまでトレーニングすればいい。誰かの作った音楽に不満なら、もっと良い曲を自分で書いてCD出せばいい。才能がなくてそれが出来ないなら、もっと敬意を持って当事者を批判すべき。批判と暴言は別物。批判は大歓迎だけれども。
あれ、俺はなんでこんなに怒ってるんだろう w。気分転換に一枚。
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通りがかった上野の不忍池に悠々浮かぶカモ。一次リーグ敗退で途方に暮れて・・・いるわけではない、だろう。


6 Comments

  • 23 2006年6月26日 at 12:54 PM

    オシム監督、噂には聞いていましたが、語録が面白いですね。
    http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/goroku/index.html
    日本人監督育成のため、すでに日本人コーチの入閣を希望しているとか。200年先を考えるタイプですね。

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  • ひつぢ 2006年6月26日 at 3:04 AM

    このところ一億総評論家っぽい雰囲気ありますね。サッカーだけぢゃなく。頭でっかちな意見が多いように思いますよ。それでもまあよく勉強していればまた別なんですが。オシムがどんな人かも知らず、鹿島枠ならぬ市原枠の心配をするような人もいますね。それでも堂々と意見しちゃう。なんでしょね、この文化。

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  • 23 2006年6月25日 at 1:07 AM

    >Unoさん
    サッカーの実況や解説とか、おかしいですよ。ライブを
    「新美選手、ドの音をミスしましたね〜」
    「2nd setの後半、疲れて指が止まっているもようです」
    なんて言われたら w、うるせーよ、って思いますもの。おっしゃるように、こういった「表面的な」注釈は、もっと大事なことを受け手が見つける邪魔をします。まれに「なるほど、こういう見方で試合を見るのか」というナイス解説もありますが、きわめて少数です。だから観るならスタジアム。いやぁ、サッカー観戦って面白いですね、語り出したら止まりません w。
    >まっつんさん
    なるほど、日本人はA型が多いからそうなるのかな。人の生み出したものにあれこれ言うの、ぼくもA型だから好きだな w。先を急がねば。
    >ソリさん
    ミューマガ、もっとヒドかったんですね。
    「一人の評論家先生より、多くの大衆に支持される」
    このことばの意味を最近痛感しています。
    雑誌やラジオなどメディアが「お世話になっている仲間サークル」内で回っていて、私物化されているというのは、一般の受け手が知ったらがっかりしそうです。かくいう僕自身もそうやって知り合いのメディアさんにお世話になってしまったり、反対に相手にされなかったりしてきました。で、どっちにしても、あんまりうれしくないわけです。

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  • ソリタカ 2006年6月24日 at 10:36 PM

    昔のミューマガはもっと酷かったですね。
    ”安易なグループ名が気に食わない。よって聴きたくもない。0点” 嘘みたいな本当の話です。
    まあ一人の評論家先生より、多くの大衆に指示される方がアーティストにとっては宝ですよ。

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  • まっつん 2006年6月24日 at 8:40 PM

    サッカーはあまり見てなくて見ていても途中から夢と現が交差して夢の中の誰かが起きてサッカーを見なさいと私に言っていた。
    日本人はA型の人が多くて、A型というのは自分は生み出せないくせに人が生み出したものにあれこれ言うのがお得意という性質があるようです。かくいう私もA型ですが。
    しかし、言いたいやつは言いたいだけ言ってたらいいじゃないか。
    そんなやつには言わせておいて、さ、先を急ぎましょう。人生は一度きりですもの。
    大きく出すぎ?

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  • Uno Turbo 2006年6月24日 at 2:40 PM

    まぁ、熱を上げる時はそれこそ真っ赤っ赤になるまで熱狂するのに、冷めるとなったら早々と冷え切っちゃう、金属みたいな人種ですからね・・・日本人って。
    悲しいのは、その熱源の大半が「表面的な話題性」であって、本質が蔑ろにされてしまうって所ですね・・・。それが音楽であろうとサッカーであろうと少年犯罪であろうと、話題性だけ取り上げて、現場の人の苦労とか、根本にある深刻な問題などは取り合ってくれない。それで情報ばかりが先走りしてしまうから、一般認識と現実との間に大きな亀裂を生んでしまう。現に教育現場などは、それで深刻な状況に陥ってます。
    一つの話題を目の前にして、読み手にしろ書き手にしろ、もっと想像力と倫理観が必要なんじゃないんでしょうか・・・。
    なんか、エラソーに長々と、失礼いたしました。
    玉田の1点は素直に嬉しいぃ!

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