よいお年を。

年末のドタバタが終わって、
ひと月ぶりくらいの、
なんにもない日です。

演奏に行ったり、
飲みに行ったり、
買い物に行ったり、
どこに行っても、
家族のように遊んでくれる方々がいる。

親友と知人、ていう分け方がなくなり、
自分と他人、という分け方すらもしなくなり、
人との付き合い方が、
どんどん濃厚になってきて、
その根底には、
おかげさま心、
ありがとう心、
の深まりがあるのだろうか、
って、都合のいいふうに考える。

その場その時に、
なんとなく、
今はこれをやるトコだな、
と感じたことを、
ただひたすら、
一生懸命やって行く。

そんなことを
ただ単純に
繰り返したことで、
演奏はなぜか、
ある日をさかいに、
聞いた人からとても褒めていただけるようになり、
それもまったく自分では、
何の狙いもてらいもないところ、
自分では説明できない部分が、
勝手にぐんぐん成長していて、
この発見もまた、
努力したわけでもなく、
ただただ、やれることを
やり続けた、と、
これまた都合のいいふうに考える。

ギターとの関係も
より濃密になり、
ギターのことが、
ぐんとよくわかるようになってきた。
楽器との無言の会話が、
すなわち練習なんだな、と感じて、
でも、練習できたり、できなかったり。
ただ、忙しいほど、練習します。
これは事実。
ヒマにしていては、自分は
どんどん何もしなくなるタイプです。

早朝に書く日記は、
こんなとりとめもない文章に
なってしまいがち、

などとツッこむということは、
思考が始まった証拠です。

音楽は、その、
思考以前、でよかったんだ。

と、これまた都合のいいふうに考える。

何が言いたいかっていうと、

とっても、
充実した1年
でした。

うまくいかないレールから、
うまくいくレールに、
ガタンと線路が変わった、
そういう実感が
はっきりあった、とくにこの半年。
これは都合のいいふうに考えて
言っているのではなく、
たしかな実感が、体にある。

自分らしさ、がもどって、
地に足がついた。

お世話になった方には
感謝の言葉もない

この1年のご報告にかえて。

ではまた、良いお年を♪