体のピークは60代。

前に紹介した「スーパーボディ」の著者の代表作です。
気分爽快!身体革命—だれもが身体のプロフェッショナルになれる!
こりゃブッ飛びました。
書いてあるとおりやってみたら、
骨盤の歪みがとれたのか、
腹と腰の深いところが熱を放って
足先まで熱いです。
体のピークは60代、と書いてある。
合気道の師範などいい例で、
動きの「質」を高めていけば、
60代くらいで最高の状態に体が
出来上がる、というもの。
もしそうだとしたら、60代、体験してみたいもんだ。
最近は、自分にもし60歳から先があったとしても、
それは「おまけ」なんだと思うようにしていました。
10代の時間と、70代の時間を同じようにくらべて、
40歳で「折り返した」と言うには、
密度がちがいすぎるんじゃないか、と。
いま32歳だから、
もうとっくに折り返してます。
いやもう、20歳で折り返してるかもしれん。
いつ折り返したのかは誰にも分からない。
でも半分過ぎた、
って思ったとたんに、
暗くなるどころか、
1日1日を大事に生きるようになり、
過去の失敗もなつかしく、
苦手な人、嫌いなタイプも愛おしく、
日々色んな事に怒りまくってますが、
それも含めて「オレ、生きてる」と。
そんな悟り気分なときに
ピークが60代なんて言われると、
欲が出るじゃないか。
しかしなんとこの著者自身、
50代ですでに他界されたのだ。
だからどうした、と。
長生きが目的じゃないよね。
90代で10年寝たきりだったうちの曾祖父は
とてもしんどそうだった。
動けてこそ、長生きも楽しい気がする。
骨になる前に、肉で存分に遊ぼう。
体を使って歌ったり楽器弾いたりできるうちにね。


2 Comments

  • 23 2009年2月27日 at 8:45 AM

    フフ、大好物にモリモリ食いついていただき
    ありがとうございます^^。
    94歳で稽古中、というのは凄い。
    ギターはどうなんだろう。
    アメリカのジョン・リー・フッカー、
    黒人ブルースメンですが、
    80歳でニューアルバム出してましたね。

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  • アオダイ 2009年2月24日 at 11:24 PM

    にいみ さん
    アオダイの大好物な内容の更新が
    相次ぎ、嬉しいです。
    身体のピークは60代ですか~
    なるほどね~
    ちなみに剣道界の60代は
    いわゆる、やっと「枯れてくる」時期ですね。
    50代はまだバリバリの現役なんですよ(プロは)
    戦前の剣道界は二分した一大勢力の総帥だった
    神道無念流の中山博道は「剣道は、正しい稽古を
    積めば、80までは大丈夫。80まではつかえる」
    80までかえなかれば、本物の技術ではない。」
    と述べています。
    今、日本で一番高齢でも稽古しているのは、私が知る
    限りでは、94歳の先生がいらっしゃいます。
    岡山の先生で、戦前の専門学校で鍛えた本物の稽古を
    積んだ専門家の先生です。この先生は、75を超えて
    足が弱ったと言っていました。
    凄いですね。
    武道の身体の作り方は、ある意味命がかかった際の
    身体と心作りですので、ある意味理想的ななのかも
    しれませんね

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