カザルスの弟子ヴィヴィアン先生。

今日はヴィヴィアン先生のレッスンでした。このおばあちゃん先生、カザルスの生徒だったときにカザルスの教えとアレキサンダー・テクニークの理論が似てたことをきっかけに教師の道に入った方です。
ギターのこと聞こうと思って行ったんですが、歌も歌わされました 笑。声楽の皆様を前に、にいみ内閣弾き語り。ギターと歌と顔の表情がバラバラだったり、イントロのギターの音量不足、座った姿勢を保てないことによる音色の暗さ、姿勢の右手親指リズムへの影響などなど・・・。ほんの数十分の間に問題を指摘されました。確かにそのあたりのことは自分でもちょっと悩みだったんで、明快に指摘されたときは、おおっ、そうなんです!と感動と気恥ずかしさが同時に来た。で、ヴィヴィアン先生に後頭部の髪をつかんで引っ張り上げられたりしながら骨のあるべき位置を教わり、その後一気に改善されました。ちゃんと身に付くにはもう少し自主練が必要ですが、問題の原因がわかったのが大きいです。マイク慣れしすぎは良くない、生音で音楽を考えろという話も印象的だった。
体の変化について、自分が「ちょっとしたこと」だと思っていることが大きく音を変えたり、お客さん側から見たり聞いたりすると劇的な変化だったりする。だから肉体にもっともっと神経を行き渡らせたいですね。
達磨大師の弟子が中国から日本に来て座禅を教えるようなもので、こういう機会は滅多にないからまた行きたいですね。一生徒として謙虚な気持ちになれるのも大きいです。


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