誕生日を祝う。

みぎわさん(p)、ヒトミさん(sax)、ときわさん(vo)たちとライブ＠TokyoTUC。ときわさんのバースデーライブでもある。
みぎわ邸でやった先日のリハが楽しかった。ご自宅のピアノ、スタンウェイだったか古いピアノなんだけど、とっても良い楽器！打鍵の仕方で音色がこんなに変わるピアノ、初めて触りました。
それからお部屋のつくりがロフトみたいになってて天井が高く、音出してて気持ちいいんです。このピアノとお部屋があったら、子どもは言われなくてもピアノのお稽古しそうだ。それくらい気持ちいい。この家のお隣さんは、耳の遠いおばあちゃんとのことで、SAXも音出し可！すごいね。
完全なジャズ屋さんに出るのは何年ぶりかな。PAさんの趣味か、楽器はほぼ生音な音響。
楽器編成からしてこれはお客さんがかなりシーンとなりそうな音響だったので、バースデーを盛り上げる感じでもうちょいにぎやかな音が良いなあと思ったがまあいいや、静かなライブ好きだし。
自分の演奏の反省点は挙げたらキリないので自省するとして、ダブルアンコールまでいただき、最後はバースデーらしく盛り上がって終了。もうちょっとリハ＆打ち合わせしておいたらもっと良かった。次回あったらそうしよう。
誕生日をたくさんの人に囲まれて迎えるっていいですね〜。そういうの、小学生までだったな。ご馳走とかケーキとかテーブルに並べて。
近所の美味い中華屋で打ち上げしてる最中に思ったのだけど、なんかね、みぎわさんのような、他人の誕生日のことまで仕切ってくれる人って、最近居なくなりましたね。なかなかできることじゃないです。みぎわさんは若いのでこういう例を出すと怒るかもしれないけど、昔の世間には「近所の世話好きのおばちゃん」がどの町にも居て、冠婚葬祭から隣家の次男坊の就職の世話まで、いろいろと動いてくれたおばちゃんが必ずいました。
「世間さま」が崩壊して、そういう人がまさしく「大きなお世話」扱いされて消えてしまったのだけど、どうでしょう、他人さまって感じでツンとしてる人がほとんどになった今、「大きなお世話」は、正直うれしい、というのが最近のぼくの実感。風当たりは強いでしょうが、負けずに「近所の世話好きのおばちゃん」キャラで行って欲しいと思いました。