考える。

昼間ずっと、ライブでやる曲の仕込みのためギターを弾き続ける。音楽のことでふと考えることがあって、頭がごちゃごちゃしてきたので仙川の温泉へ行く。自転車で10分。湯につかり、みるみるうちに問題は氷解。困ったときは温泉、図書館、海、である。共通項は「人が居るんだけど目的は人それぞれで、静かに楽しんでいる、広い場所」ということか。そういう場所にいると、なぜか思考がまとまっていくのだ。
昨日今日で、映画「生きる」「醜聞(スキャンダル)」(黒澤)を観る。ともに時代劇ではなく現代物。
おなじみの役者さんが、いろんな役で登場するわけだが、あの作品の時、戦国時代の侍大将だったのが、今度は市役所の職員だったりして、見事に演じ分けてる。ドリフのコントもそうだ、その演じ分けが面白かった気がする。黒澤組一座、といった感じのお芝居の楽しみ。
たぶん今の時代は映画、テレビドラマ、演劇など細かく分化してるけど、このころは、きっとまだ未分化だったんじゃないか、と。源流は濃い。プレステよりファミコンのが濃い。


1 Comment

  • ★☆カゴメのシネマ洞☆★ 2005年9月28日 at 8:42 AM

    ★「醜聞(スキャンダル)」、志村さん素敵!★

    「醜聞〈スキャンダル〉」 (1950) 日本
    監督:黒澤明製作:小出孝企画:本木荘二郎脚本:黒澤明撮影:生方敏夫美術:浜田辰雄音楽:早坂文雄出演:三船敏郎 山口淑子桂木洋子 小沢栄 志村喬 他、いつもながら、ネタばればれなのでご注意!法廷ミステリーかと思えば、……

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