買わずに作る。

山小屋の近くの作業場へ、早朝から車で3時間。
今日は1年分の味噌作りをする「味噌の会」の日。
みそ用の米麹を仕込んでくれた地元の仁さんによると、
この冬一番の寒さということで、
1日中氷点下の真冬日だった。
隣家のじいさんも
「たまげだ〜」と言う寒さ。
それでもみそ豆を大釜でゆでて、
ゆだったあったかいみそ豆と
米麹、塩を手で混ぜていると
あったかくなってくる、
いぃや、たしか足は氷のようだったよ。
こういう手作業は面白いことに
知らない者同士でも自然と会話がはずむ。
これを全部機械でやると、
幸か不幸か、ひとりでもできてしまう。
自分や家族の食う分だけなら、
量が知れてるのでこうして楽しい作業になる。
他人さまに売る商品まで作るとなると・・・。
おかげさまで
「誰かが作ってくれたモノを買う」のが減ってきて、
「自分の必要な分だけ自分で作る」になってきました。
人が作ったモノを買うとクレームとか言いたくなるモノも、
自分で作ると「ありがとう」とか「ウマい」と思えるんだな。


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