五月場所へ。

新宿にCDを買いに行く途中、両国国技館に来ないか、とのお誘いをうけ、もうおしまいの方だけしか見られない時間だったけど初めて行ってきました。大相撲五月場所。
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枡席は幕の内弁当と酒類が付く。おじさんが席まで、それらを持って案内してくれる。
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誰かの言葉ですが「国技が生まれてから、年月をかけて降り積もった濃密な空気」というものが、本国のサッカー場や野球場にあります。やっぱり国技館にはそれがありました。空気に圧倒された。
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見た瞬間に思ったけど、これは「スポーツ」とみんなが呼んでるものとは別物だ。「芸能」という言葉に近い。ざぶとんの敷かれた枡席、かけ声、食べ物、力士や関係者の立ち振る舞い、すべてが日本仕様。それから立ち会いまでの間と、それとは対比的な一瞬の衝突、技のキレ。いやあ、感動した。でも力士は外国人の若者が本当に多い。彼らが日本の作法で伝統をつないでくれてる様は、美しいと思いました。コンビニとか牛丼屋の店員とか、日本の若い人がやりたくない仕事は、みんな外人さんがやってくれてますね。


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