粛清と風刺。

大学図書館にて、屋内の非常階段に座って携帯いじろうとして上を見ると、監視カメラ!昔はこんなもの大学になかったのに、今では各階にありびっくり。
そういえば新宿3丁目や歌舞伎町にもカメラついたし。
大学内で細々と学生運動やってた連中の部屋は、夏休みに取り壊されてたし。
なじみの古い居酒屋は、都内再開発でガンガン強制退去。
夜の街にやたら警察が増えて、悪いことしてないのに自転車止められるし。
「駐輪禁止」の柵が、自転車よりジャマなくらい置かれるようになったし。
駐禁の取締りが、警察でなく外注されるようになるし。
僕は左翼じゃないけど、なんかキナ臭い、これは「粛清」の始まり?と思える風潮。最近新聞や雑誌や音楽やお笑いで「風刺」って、姿消したような?政治のこととか、ひと昔前なら誰かが大衆の側からこき下ろして、分かりやすくアウトプットしてたですよ。最近では風刺しても「イエイ」ってみんなが共感してくれないし、身が危険にさらされることさえある。所詮音楽で政治は動きませんが、人や世界の分身、比喩として楽しめる音楽は、ガス抜きという意味でも、あったほうが良いと思うのです。
というわけで、最近の世相を慎重に風刺した曲を書いて、ときわ姫(vo)に聞いてもらい気に入ってくれた曲がいくつか。(気に入らなかった曲は却下(粛清)されていますので、自分のライブで静かに歌います。)そんな中でお客さんにも好評だった曲も、Dois Mapasライブ録音してCDに入れちゃおうと思います。まもなく詳しいライブ情報公開、期待して待たれよ。


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